文章の書き方 5つのポイント
わかりやすく書く
要点をはっきりさせる
文を短くする
声に出して読んでみる
相手に対する気遣いを含める
とにかく書く たくさん書く
わかりやすく書く
文章を書く目的は、だれかに情報を伝えることでしょう。
その伝えたいことが、相手にわからなければ意味がありません。
それで、書いている自分ではなくて、読んでいる相手にわかるように書きましょう。
これが文章を書くときに、最も大切なことです。
伝えたい要点をはっきりさせる
では、わかりやすい文章はどうしたら書けるのでしょうか。
あなたが伝えたい要点をはっきり決めましょう。
思い付いたことをそのまま書いていくと、たいていまとまりがなくなります。
例えば、あなたが「秋の夜長におすすめしたい小説-5選」という記事を書くとしましょう。
この記事のポイントをまず書き出してみます。
・おすすめはこれです
・それぞれの短い紹介
・著者はどんな人か
・それを読むことによって何が得られるのか
このような見出しをまず決めます。そうすれば、書くことがぶれません。
これは、Webライティングだけにあてはまるわけではありません。
文章で何かを伝えるときには、そのポイント、つまり要点を書き出してみましょう。
文はなるべく短くする
文章は文がまとまって成り立っています。
ですから、一文一文がわからないと文章全体は、もっとわかりにくくなります。
読者はある文がわかりづらいと、結論だけ知ろうとするので、そこを飛ばして読みます。
そうすると、大事な部分がぬけてしまうかもしれません。
あるいは、途中で読むのをやめてしまうこともあり得ます。
ふつう、短い文は意味がはっきりしています。
長い文は、最後まで注意深く読まないと、意味が伝わりません。
あるいは、意味が不明瞭になります。
あなたが伝えたいことを相手が正確に理解してくれたら、うれしいですよね。
それで、文はできるだけ短くするように心がけましょう。
声に出して読み返す
文章を書き終わったら、声に出して読み返してみます。
わかりやすい文章は、読みやすいはずです。
声に出して読むと、誤字やわかりにくいところも見つかります。
わかりにくい所は手直ししましょう。上手に文章が書けると言っても、
修正を必要としない文章をすらすら書けるということはありません。
ちなみに、作家のわかつきひかるさんは、声に出して読み返す必要はないと
言っておられます。小説などの長いものはそうかもしれません。語りかけるような
エッセイなら、やはり声に出して読んでみるといいでしょう。
相手に対する気遣い
文章には温度感というものがあります。事実を淡々と述べるなら、温度はふつうです。
あなたが相手に対する気遣いや思いやりを含めれば、文章は暖かくなります。
人は暖かい方が心地よく感じるものです。
ですから、相手が少し受け入れにくいことを書く場合でも、
暖かい気遣いや気持ちを含めましょう。
事務的な伝言文であっても、感謝のことばを含めることでマイナスになることは
まずありません。
とにかくたくさん書く
文章を上手に書けるようになるためには、数をこなすことも必要です。
読んだ本を要約する、自分の気持ちを書き留める。
どんなことでもいいです。とにかく、文章を書いてみましょう。
たくさん書けば書くほど、文章の書き方の基本が身に着きます。
まとめ
今回は、文章の書き方の基本について書きました。
まとめてみますと、
・相手が理解できるように書く
・要点を書き出してみる
・文はなるべく短くする
・声に出して読んでみる
・相手に対する気遣いを含める
・とにかくたくさん書く
でした。皆さんのお役に立てば幸いです。
さて、これから「おすすめ短編小説 5選」を書こう。
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